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2012年1月18日(水)

緒方副委員長がPLO事務局長と懇談

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(写真)懇談するヤセル・アベドラボPLO事務局長(奥左から3人目)、ワリード・シアム駐日パレスチナ大(奥左から4人目)と緒方靖夫副委員長(奥左から2人目)、田川実国際委員(奥左)=17日、党本部

 日本共産党の緒方靖夫副委員長と田川実国際委員は17日、党本部で、日本政府の招待で来日中のパレスチナ解放機構(PLO)のヤセル・アベドラボ事務局長と懇談しました。

 アベドラボ氏は、中東地域での抑圧的政権に反対する大きな運動と、逆に入植地の「かつてない」拡大を進めるイスラエル政府の動向や、同政府との交渉の現状、国連でのパレスチナ独立国家承認への取り組みなどを説明しました。「困難は小さくないが前進するのみ」と決意を語り、国際的な支援を要請しました。

 緒方氏は、説明に感謝し、イスラエルの占領地からの全面撤退や独立国家樹立を含むパレスチナの民族自決権の実現など日本共産党の基本的立場を表明。また自身が参加した昨年5月のインドネシアでの非同盟外相会議で、パレスチナ人民との連帯が最重要問題の一つとされたことを紹介し、パレスチナのたたかいを引き続き支持すると述べました。

 懇談にはパレスチナ常駐総代表部のワリード・シアム大使、ヒシャム・ナサール1等書記官が同席しました。


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