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2012年1月14日(土)

一時帰休撤回勝ち取る

JMIU組合員11人全員

地元住民・共産党が支援

千葉・木更津 ソーラーシリコンテクノロジー社

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 千葉県木更津市のソーラーシリコンテクノロジー社(SST、手塚博文社長)が12日夜、JMIU(全日本金属情報機器労組)SST支部(諏訪充委員長)との団体交渉に応じ、11人の組合員全員の一時帰休を撤回しました。


 太陽電池の原料を開発・製造する同社は、組合員の不当解雇「無効」の決定(千葉地裁木更津支部、昨年3月30日)を受け、昨年12月2日に組合との間で、▽解雇組合員の今年1月5日からの職場復帰▽組合との協議のない一時帰休をしない、などの内容で和解調印しました。ところが、年末の30日に、会社から突然5日からの一時帰休通知が郵送されてきました。職場復帰日5日の全社休業も通告されました。

 組合員は5日、門前に集まった支援者とともに、あらたな闘争の決意を固め、ハローワークや県へ改善を要請しました。6日以降も土日を除いて出社。一般社員と隔離し社内待機や一時帰休を命じる手塚社長に抗議を続けました。

 異常な事態が続くなか、支援する地元住民や労働組合、日本共産党地方議員ら約40人が連日、早朝から同社門前にかけつけ、組合員を激励。団交当日の12日には、党県議団が一時帰休の撤回や和解協定の厳守を同社に求めるよう森田健作知事に申し入れました。

 諏訪充委員長は「組合の団結とみなさんの支援の力で一つひとつ結果を出してきたが、一時帰休撤回の成果は大きい」とコメント。会社側がまともな仕事内容や賃金を示していないなか、「これから職場でがんばります」と決意をあらたにしています。

 ほかの組合員も「共産党が物心両面で支え、一緒にたたかってくれていることを大変心強く感じた」と話しています。


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