2011年12月19日(月)
原発ゼロへ福島と連帯
県民集会開催 兵庫の会結成確認
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原発なくし自然エネルギーの推進をと、兵庫県民集会が18日、神戸市中央区のメリケンパークで開かれました。寒風をついて1000人が参加。兵庫労連、県民医連、兵商連、日本共産党などが準備した「原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会」の結成を大きな拍手で確認しました。
福島原発事故の被災者、浪江町の男性(67)は代々引き継いできた農地が放射能で汚染され、野菜を作れないことや、家族同然の牛を失った被害、事故を起こした東電と政府への怒りを込めて告発。「原発をなくすため、福島県民と兵庫県民が熱い連帯で新たなたたかいに挑もうではありませんか」とのべると、歓声と拍手がわきあがりました。
浪江町から神戸市に避難している女性(26)は「ほかで事故が起これば同じことの繰り返しです。いっぺんには無理でも自然エネルギーに転換しなければいけません」。
日本共産党の宮本岳志衆院議員が連帯あいさつ。堀内照文衆院近畿比例候補が参加しました。
集会後、参加者はのぼりや横断幕を掲げて元町商店街までパレードし、市民にアピールしました。