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2011年12月16日(金)

「社会保障・税の一体改革」撤回を

高齢者座り込み

「世代を超えて連帯」

厚労省前

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(写真)「社会保障と税の一体改革」の撤回を求めて座り込む全国老後保障地域団体連絡会などの人たち。右奥は激励する田村智子参院議員=15日、厚労省前

 「国民生活を破壊する『社会保障と税の一体改革』の撤回を!」―。全国老後保障地域団体連絡会(全国老地連)と東京都老後保障推進協議会(都老協)は15日、厚生労働省前で座り込みを始めました。17日まで行います。生存権裁判を支援する全国連絡会も参加しました。

 全国老地連の城田尚彦代表委員は「何でも自己責任で片付けようとする政治では暮らしていけないという声が世代を超えて広がっている」と指摘し、「若い人たちとも連帯して取り組みたい」と話しました。

 生活保護の老齢加算復活を求めてたたかっている生存権裁判の原告、鈴木カヅエさん(79)は「老齢加算を戻すなど福祉を充実してほしい。年金は下げて消費税を上げるようでは、高齢者は暮らしていけない」と強調しました。

 東京都昭島市から参加した坂本光治さん(82)は「年をとると病気の心配があるけれど、安心して受診できる社会にしたい」と語りました。

 日本共産党の田村智子参院議員が参加者の体調を気遣いながら激励しました。「国会で『社会保障・税一体改革』について質問しても、民主党政権はまともに答えられない」と指摘。「道理のない政治は根本から改めさせたい」と述べました。

 全国老地連などは同日、後期高齢者医療制度の廃止や生活保護の老齢加算復活を求める要求書を厚労省に手渡しました。


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