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2011年12月14日(水)

九電に廃炉申し入れ

福岡 さよなら原発集会実行委

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(写真)九電側(左側)に集会宣言を手渡す青柳氏=13日、福岡市

 「11・13さよなら原発福岡集会」実行委員会は集会から1カ月の13日、九州電力本社に集会宣言を届け、原発の再稼働反対と廃炉を申し入れました。

 呼びかけ人の青柳行信、石村善治両氏をはじめ約50人が参加しました。九電側は、藤本久美エネルギー広報グループ長らが応対しました。

 青柳氏が、集会に集った1万5000人の意思として再稼働阻止とすべての原発の廃炉を求めた集会宣言を読み上げ、九電に手渡しました。

 九電は「会社として集会の意思を真摯(しんし)に受け止める。福島原発事故は同じ電気事業者として重く受け止める。メール問題などで迷惑をおかけしたことをおわびし、信頼回復すべく取り組む」とのべました。

 しかし、原発については「安全性をさらに高めていく」と回答。老朽化による危険が指摘されている玄海原発1号機についても「現時点で運転を続けていけると判断しているので廃炉にする考えはない」と答えました。

 実行委は「福島や女川では耐震設計の想定を上回る地震動を受けたことが分かっている。耐震基準の見直し前の再稼働はあり得ない」「国の事故調査報告書が出る前に絶対再稼働するな」と抗議しました。


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