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2011年12月1日(木)

参院の選挙制度改革

市田氏、平田議長と会談

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 日本共産党の市田忠義書記局長は30日、平田健二参院議長の申し出を受け、参院選挙制度改革の進め方について国会内で会談しました。尾辻秀久参院副議長が同席しました。

 平田議長は、故西岡武夫前議長が主宰していた、各派代表者による選挙制度の改革に関する検討会のもとに実務者協議会を設置し、議論を進めていきたいと述べました。

 これに対し、市田氏は「実務者協議はいいが、西岡前議長のもとですでに4回の検討会を開いており、その議論をご破算にして一からやりなおすことはよくない」と指摘。故西岡前議長から最初に示された、総定数242を維持し全国9ブロックの比例代表選挙など、抜本的な「1票の格差是正」の議論を踏まえるべきだと主張しました。

 さらに市田氏は、平田議長が就任直後、民主党参院幹事長時代に自らまとめた同党案(10選挙区を合区して定数5削減)が「ベストだと思っている」と表明したと報道されていることにふれ、「議長の言動として不適切だ」と指摘しました。


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