2011年11月25日(金)
平和のアジア太平洋を
沖縄と連帯 国際フォーラム開幕
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「2011年日本平和大会IN沖縄」(25〜27日、大会実行委員会主催)の開催に先立って24日、国際フォーラムが沖縄県那覇市で2日間の日程で始まりました。今回は米国・グアム、マーシャル諸島、パラオ、フィリピンなど史上最多の六つの国・地域から16人の代表が沖縄に結集。沖縄・グアム・アジア太平洋が連帯して、米軍基地を撤去させる運動などについて議論しました。
国際フォーラムのテーマは、「軍事基地のない非核平和のアジア太平洋をめざして」です。沖縄からの米海兵隊の移転計画がある米グアム島の住民団体で、米軍基地の拡大に反対している「グアム平和正義連合」と実行委員会が初めて共催し、全国各地から平和活動家ら約150人が参加しました。
実行委員会を代表して開会あいさつした、新日本婦人の会の笠井貴美代会長は、米国で続く格差反対デモや、民主化を求めるアラブの民衆運動に言及。「世界は公正で平和な社会の実現に向けて大きく動いている。大震災、東京電力福島原発事故を経て、日本こそ根本的に変わらなければなりません」と語りました。グアム側を代表して同平和正義連合のリサリンダ・ナティビダド会長が、「日本で運動を展開している皆さんとの討論を通じ、連帯を強めたい」と語りました。
地元・沖縄で米軍基地ノーの運動を続ける住民団体から連帯のあいさつがありました。