2011年10月17日(月)「しんぶん赤旗」

南スーダン派兵へ最終調整

自衛隊観閲式 野田首相が表明


 野田佳彦首相は16日、航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)で行われた航空観閲式での訓示で、アフリカ南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に触れ、「こうした活動にもいっそう取り組んでいかなければならない」と表明しました。

 野田首相は、ソマリア沖アデン湾での海賊対処など自衛隊の海外派兵の「実績」を紹介し、「新たに南スーダンでどういう貢献ができるか、最終調査を行っているところだ」と述べました。

 また、「外交努力も怠ってはならない」としながら、「日米同盟は外交・安全保障の基軸だ。さらに21世紀にふさわしい日米同盟を築いていくためにアメリカとも協力、強化が必要になってくる」と、従来の日米軍事一体化の推進を強調しました。

 野田首相はさらに、「挑発的な行動を繰り返す北朝鮮、軍事力を増強し続け、周辺海域で活発な活動を繰り返す中国」と両国を名指しし、「わが国を取り巻く安全保障環境は不透明さを増している」と言及。昨年12月に閣議決定した新防衛大綱で示された「迅速かつ機動力を重視した『動的防衛力』の整備が喫緊の課題だ」と語りました。

 今回の航空観閲式は、編隊飛行を披露する予定だった主力戦闘機F15が、外部タンクの落下事故の原因が特定できていないため地上滑走を行うにとどまりました。「天候不良」を理由に展示飛行などが従来の規模より縮小され、米軍機の飛行も行われませんでした。





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