2011年10月2日(日)「しんぶん赤旗」

原発災害を考える

憲法会議が講座


 憲法改悪阻止各界連絡会議(憲法会議)と首都圏4都県の憲法会議が主催する「憲法会議 2011年憲法講座」が1日、東京都内で開かれ、会場いっぱい230人が参加しました。

 川村俊夫代表幹事が主催者あいさつをし、福島大学副学長の清水修二氏が「原発災害と憲法」、神戸大学教授の和田進氏が「日米安保と憲法・平和主義」と題して、それぞれ講演しました。

 清水氏は、幸福追求権など憲法で定められた国民の権利の観点から、福島県の地域社会・住民は原発事故で家族とともに暮らすこと、希望をもって生きること、差別されずに生きることを奪われたと強調しました。原発による繁栄は、“地雷原で宴会をしている”ような豊かさにすぎないと語りました。

 和田氏は、日米同盟と自衛隊海外派遣の歴史について解説しました。

 日本共産党の佐々木憲昭衆院議員が特別報告しました。

 佐々木議員は、野田内閣の財界直結、アメリカの支持に真っ先に従う姿勢を批判。国会での、比例定数削減や憲法改悪への危険な動向について話しました。





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