2011年9月1日(木)「しんぶん赤旗」

再生エネ割合高める方針

中国


 【北京=小寺松雄】中国証券報30日付は、中国政府が2015年までに再生可能エネルギーの割合をさらに高める方針だと報じました。

 環境保護や石炭資源抑制の観点から、火力発電の割合を減らしていくのが主な目的。

 それによると、水力発電量は15年末の計画2億5000万キロワットを2億6000万キロワットに引き上げ。風力発電は15年末の発電能力を、これまでの計画9000万キロワットから1億キロワットに引き上げます。

 また同紙は、政府が15年の目標として太陽光発電1000万キロワットをめざしていると報じています。また地熱、潮力を利用した発電にもさらに力を入れるとしています。

 現在の中国の発電の割合は、火力約73%、水力約22%と、両分野で95%を占めています。原子力発電は2%程度とされています。





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