2011年7月24日(日)「しんぶん赤旗」

震災便乗 人の道に反する解雇

市田書記局長 ソニー労働者と懇談


 日本共産党の市田忠義書記局長は23日、仙台市で行われた講演会後、ソニーの震災便乗解雇とたたかうソニー労働組合(電機連合加盟)の組合員たちと懇談しました。

 この日は、組合員8人が講演を聞き、そのうち3人は妻子連れで参加しました。講演中、市田氏は「ソニー労組の組合員のみなさんが講演を聞きにきてくれています」と紹介し、会場から大きな拍手が送られました。

 懇談で市田氏は、「復旧のため頑張った人たちを足蹴(あしげ)にするソニーの解雇は、人の道に反しています」と強調しました。

 前日の22日、日本共産党の山下芳生参院議員の国会質問を傍聴した組合員たちは、「他党からも拍手が起こった。すごい光景でした」「中身の濃い質問でした」と感想を語りました。組合員の妻(30)も「国会中継を見て、気持ちよかった」と話しました。

 市田氏は、「みなさんのたたかいが土台にあるから、いい質問になる。みなさんに道理がある証拠です」とこたえ、雇用と生活を守るため一緒に頑張ろうと、ソニー労働者とその妻の一人ひとりと固く握手しました。

 組合員の妻(31)は、「2歳と小学1年生の子どもがいて、どうしようと思い、ソニーの問題を聞きに参加しました。復興に向けていろいろな問題で政治のことを考えないといけないと思いました」と感想を話していました。





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