2011年6月25日(土)「しんぶん赤旗」

原発ゼロ、自然エネ転換

小池政策委員長 7・2行動参加訴え


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(写真)署名を訴える小池政策委員長(左)ら=24日、東京・JR新宿駅東口

 日本共産党東京都委員会は24日、「原発からの撤退を求める署名」全都いっせい行動に取り組みました。JR新宿駅東口では小池晃党政策委員長らが明治公園での7・2緊急行動への参加を訴え。男子学生(18)が「自然エネルギーに切り替えるのは、いい提案」と共感を寄せるなど、約1時間で45人が署名しました。

 小池氏は、葛飾区などで空間放射線量が年換算で1ミリシーベルトを超えるなど原発事故の影響は都内でも深刻だとのべ、「低い放射線でも浴び続けると健康に影響が出る」と強調。「未来ある子どもたちを守るためには一刻も早く原発事故を収束させ、原発からの撤退を決断すべきです」と訴えました。

 また、日本の自然エネルギー資源量は太陽光、中小水力、地熱、風力だけで原発54基の発電能力の約40倍にのぼると紹介しました。

 「父母の実家が福島で心配」と署名した女子高生(17)=新宿区=は、「事故前から、本当に安全か少し不安だったけど、私も原発を甘く見ていた。原発は継続できない」。初めて街頭署名に応じた大学院生の男性(22)=八王子市=は、「原発を再稼働したい政府や経済界の動きに流されないように、国民が署名や集会で力を示すとき。政治的な活動に参加したことはないけど、これを機に無関心を改めて行動したい」と語りました。





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