2011年6月24日(金)「しんぶん赤旗」

住宅リフォーム助成の実施

大島町長が検討表明


 東京都大島町の川島理史(まさふみ)町長は22日、住宅リフォーム助成を実施に向け検討する意向を表明しました。町議会本会議で日本共産党の橋本博之町議の一般質問に答えました。

 橋本氏は住宅リフォーム助成について、不況で苦しむ小規模事業者に仕事が回り、業者が元気になると強調。「安心・安全で良好な住環境を提供し、大きな景気対策になる」と提案しました。

 川島町長は「貴重な税金を島内で循環させる町」をめざすという町長選での公約にも合致するとして、「まず小規模事業者の登録制度や町の支援体制をつくるなど検討に入りたい」と表明しました。

 共産党の時得孝良町議らは、高齢化率が3割を超え、独居高齢者も増えるなか、交通不便地域の住民が気軽に利用できる公共交通の確保策を求めました。川島町長は、交通事業者などとの協議会を立ち上げ、公共交通の確保策を具体化すると強調。共産党の小池渉町議が、見通しが悪い通学路の改善を求めたのに対しては「道路整備は計画的に、住民が納得できるよう進める。要望を具体的に把握できるよう力を貸してほしい」と答えました。





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