2011年6月23日(木)「しんぶん赤旗」

原発ゼロめざす7・2緊急行動

多彩 女性の取り組み


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(写真)実行委員会が作成した案内ビラ

 「原発ゼロをめざす7・2緊急行動」(主催・実行委員会)が7月2日、東京・明治公園で開かれます。「メーン集会」(午後1時から2時20分)のほかに、参加する各団体、個人が「食べたい・知りたい・作りたい」をテーマにした多彩な企画(午前11時から)もあります。新日本婦人の会は、しゃべり場企画「原発ゼロへ 放射能汚染から子どもをまもれ!女性アクション2」を開きます。

 「女性アクション2」は、1日の国際子どもデーの際に100人以上の女性が集まり、東京電力本社前などで原発事故の一刻も早い収束と「原発はいらない」と訴えた「女性アクション」の第2弾です。

 子育て中の、物理学を研究している女性による、原発の危険性と、放射性物質の影響などを学ぶミニ講座を開きます。福島の母親たちの訴えや、学校や保育園などでの放射線量計測を求め実現させた母親たちの報告など、各地の取り組みや不安な胸のうちを交流します。

 新日本婦人の会の米山淳子事務局長は「放射能汚染への不安な思いと、草の根の運動がつながりあえば、原発ゼロは必ず実現できます」と話します。

パレードも実施

 緊急行動は、誰でも参加できます。福島原発事故による放射能汚染についての東京電力と政府の責任を厳しく追及し、政府に原発撤退の政治決断を迫る大規模な集会です。原発が国民生活と両立できないことを確認し、「原発ゼロ」をめざす国民的合意をめざすものです。

 午後2時半から4時にかけ、「パレード」を行います。プラカードなどを持ち寄り、会場から渋谷方面へ「原発はいらない!」の声をあげながら歩きます。

 呼びかけ人は、次の各氏です。(敬称略)

 安斎育郎(安斎科学・平和事務所所長)、飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)、市原悦子(女優)、伊東達也(原発問題住民運動全国センター筆頭代表委員)、菊池紘(自由法曹団団長)、根岸季衣(女優)、野口邦和(日本大学専任講師)、肥田舜太郎(前被団協中央相談所所長)、本間慎(元日本環境学会会長)、湯川れい子(音楽評論家)

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