2011年5月22日(日)「しんぶん赤旗」

原発問題と安保学ぶ

安保破棄中実委 西日本学習集会

吉井・小泉両氏が講演

大阪


 安保破棄中央実行委員会は21日、直面する原発問題と日米安全保障条約を学習し、安保破棄の運動を盛り上げよう、と大阪市内で「西日本安保学習集会」を開きました。13県から約190人が会場を埋め、熱気に包まれました。

 全労連の柴田真佐子副議長が主催者あいさつ。日本共産党の基地対策委員会責任者の小泉親司氏が「安保条約の本質と廃棄への展望」と題して講演しました。

 吉井英勝党衆院議員が「原発事故の問題と今後の課題」と題して講演。福島第1原発の事故は(1)警告に対して事前に対策をとらなかった(2)菅内閣の対応の誤りによってもたらされた―という二重の人災であると指摘。政府と東京電力、大企業、財界、マスメディアなどの「“原発利益共同体”の体質を変えていかなければ根本的な問題は解決しない」と訴えました。

 東森英男事務局長が、安保廃棄のたたかいそのものが平和を守り、国民の安全を守るたたかいだとの運動の原点に立って、多彩な安保の学習運動をすすめることなどの行動を提起しました。





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