2011年4月10日(日)「しんぶん赤旗」

命を守るこの願い共産党へ

志位委員長 気迫の訴え


 志位委員長は9日、千葉市花見川区で、「大震災のもとで、日本共産党に三つの願いを託してほしい」と心から訴えました。

 第一は、被災者支援・復興の願いです。

 志位氏は、被災者への個人補償の抜本引き上げを求めるとともに、復興の財源については、2兆円の大企業・大資産家減税、米軍への「思いやり予算」などを中止してあてるべきだと主張。大企業に「震災復興国債」を引き受けてもらい、244兆円の内部留保を復興に活用しようと力説しました。

 第二は、原発政策の転換の願いです。

 志位氏は、原発事故では、日本共産党が国会で警鐘を鳴らしていたのに政府が安全対策をとらなかったことを指摘し、「人災と言わなければなりません」と強調しました。

 民主、自民、公明、みんなの党など原発増設推進に反省も語れない党には国民の命をあずけられないと力説。「『安全神話』を一掃し、安全最優先の原子力行政へ。原発頼みから自然エネルギー中心へ。この願いは日本共産党に託してください」と訴え、大きな拍手を受けました。

 第三は、「福祉・防災のまちづくり」の願いです。

 志位氏は、「命を守る自治体」をみんなでつくろうと力説。その上で「三つの願いを託せるのは日本共産党だけです」と訴え、大きな拍手を受けました。

 涙を浮かべて聞いていた女性(67)は「震災で両親を亡くした子どもが大勢いると聞きました。今こそみんなで福祉の社会をつくって支えなければ。共産党が以前から原発の危険性を指摘していたと知って共産党は他の党と違うと思った。友人にも話したい」と語りました。





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