2011年4月5日(火)「しんぶん赤旗」

“避難、何年先まで”

高橋議員 被災者の要望きく

秋田


写真

(写真)避難してきた人たちから要望を聞く高橋ちづ子衆院議員=4日、秋田市

 日本共産党東日本大震災現地対策本部長の高橋ちづ子衆院議員は4日、秋田市浜田の避難所「大森山老人と子どもの家」を訪問し、福島第1原発事故からの避難者たちと懇談し、要望を聞きました。

 さとう純子同市議らが同行しました。

 同所に身を寄せているのは、福島県南相馬市と相馬市の4世帯14人です。高橋さんが「おじゃまします」と大部屋に入ると、小学生の男児がフキノトウを手に持ち「出ていた」と見せていました。

 高橋さんが、「いまどんな要望がありますか」とたずねると、南相馬市の男性(41)は、「早期解決をお願いしたいが、とりあえず家に帰りたい。何年先まで避難すればいいのかわからない。1、2年がまんしろということなのか(政府は)回答を出してほしい」と話しました。

 男性たち2世帯8人は、同市河辺の市営住宅に入居が決まりました。「子どもたちは今週から地元の小学校に通う」といいます。

 高橋さんは、「避難している人たちがつぶされない体制が必要だ。要望を伝え、党としてがんばります」と話しました。





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