2011年3月27日(日)「しんぶん赤旗」

震災復興「日本と連帯」

ワシントン「桜祭り」前に募金も


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(写真)ナショナル・モールで開かれた日本の被災者への連帯集会=24日、ワシントン市内(小林俊哉撮影)

 【ワシントン=小林俊哉】震災からの復興に取り組む日本国民への連帯を示そうと、首都ワシントンの中心に位置するナショナル・モール国立公園で24日夕、「日本と連帯」と題した集会が開かれ、数百人が参加しました。

 主催したのは、「ワシントン桜祭り」の事務局です。ワシントンでは、1912年に日本から桜が寄贈されたことを記念して、毎年春に「桜祭り」が開かれます。99周年となる今年は、26日からの開催を前に、被災者への募金活動を兼ねた集いを企画しました。

 咲き始めの桜に囲まれて、集会の参加者は日本の犠牲者のために黙とう。藤崎一郎駐米大使が、あいさつしました。参加したアベ・カウフマンさん(42)は「私には、日本人の友達もたくさんいる。犠牲になった方には哀悼の気持ちを送りたい。今年の桜は、例年より早く咲き始めた。日本のみなさんへのエールかもしれない」と話していました。

 寄せられた募金は国際赤十字を通じて、震災支援のために寄付されるといいます。





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