2011年2月19日(土)「しんぶん赤旗」

湾岸協力会議 バーレーン支援を確認


 【カイロ=小玉純一】サウジアラビアなど湾岸協力会議(GCC)6カ国は17日、バーレーンのマナマで臨時外相会議を開き、域内で広がる抗議行動について協議しました。

 バーレーン情勢について、「宗派間抗争の泥沼」から救うため、警察力による対応が必要との認識で一致。同国に対する政治・経済・軍事援助を続けることを確認しました。

 英紙ガーディアンは、スンニ派が多数のサウジアラビアがバーレーン軍を支援してきたと報じています。

 バーレーンの「真珠広場」強制排除を受けて、クリントン米国務長官は17日、バーレーンのハリド外相に電話で「深い懸念」を伝えました。同国には米海軍第5艦隊司令部があり約4500人が駐留しています。

 GCC構成国はサウジ、バーレーンのほか、アラブ首長国連邦、クウェート、オマーン、カタール。





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