2011年1月13日(木)「しんぶん赤旗」

民主党が両院議員総会

菅首相は協力を訴え

　民主党が１２日に開催した両院議員総会は１３日の党大会を前にしたもので、菅直人首相（党代表）や岡田克也幹事長、小沢一郎元代表らも出席しました。菅首相は「自信を持って進もう。一緒に頑張ろう」と出席議員らに政権運営への協力を呼びかけました。

　冒頭あいさつした菅首相は､｢平成の開国｣｢最小不幸社会｣｢不条理を正す｣との言葉を繰り返し､｢(就任から)7カ月間を振り返ってもやるべきことはやってきたと確信している｣などと強調しました｡

　岡田幹事長は党大会後にマニフェスト見直しの検証作業を行う組織をつくることを明言しました。

　一方、出席議員からは不満が噴出。姫井由美子参院議員は「地元から内部紛争、小沢問題よりも責任を持って約束を守る民主党に期待しているといわれている」と小沢氏擁護論を展開し、石森久嗣衆院議員は「地方議員が統一地方選挙を迎える。総理が言った（平成の開国など）三つのことで彼らはたたかい続けられるのか。民主党を前に出すと誰も入れてくれない。自分党でたたかうしかない」と地方の悲鳴を訴えました。

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