2011年1月12日(水)「しんぶん赤旗」
木材利用促進もっと
林業人新年交礼会 紙議員が初参加
北海道
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2011年北海道林業人新年交礼会が11日、札幌市で開かれ、北海道林業の振興に向け、北海道森林管理局や水産林務部、関係団体・企業などから240人を超す関係者が集まりました。主催は同実行委員会。51回目を数えます。
北海道木材産業協同組合連合会の松原正和代表理事会長が主催者を代表してあいさつ。「昨年10月に公共建築物木材利用促進法が実施され、木材の普及促進に大きな前進があった。北海道においてもすでにいくつかが大型木造建築物として実りをあげています。もっともっと一般的になることを期待しています」と述べました。
高橋はるみ知事は「道産材の活用も、昨年の木材自給率は6割で全国の2倍。さらに高めていかなければと思っている」と決意を表明。
全国森林組合連合会の林正博代表理事会長が、「今まで木材はなかなか厳しいといわれていたが、今後資源として大切な時代に入ってくる」と乾杯の音頭をとりました。
国会議員、道議も多数が参加。日本共産党からは紙智子参院議員が初めて参加し、「昨年、超党派で可決された公共建築物の木材利用促進法案に基づいて、それを生かしていく方向で進めていきたい。みなさんの力を合わせて、木材の利用をもっともっと増やしていきたい」とあいさつしました。
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