2011年1月12日(水)「しんぶん赤旗」

中小企業支援 失業対策など

49項の予算復活要望

党東京都議団、石原知事に


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(写真)石原知事(手前左端)に予算復活要望書を説明する党都議団=11日、東京都庁

 日本共産党東京都議団は11日、2011年度都予算原案に対する復活要望書を石原慎太郎知事に手渡しました。大山とも子政策調査委員長は、予算原案について、「大型開発など投資的経費が7年連続して増額される一方、くらしや福祉の予算は一部に前進はあるが全体として冷たくおさえられている」と指摘。都民の雇用、くらし、福祉を最優先した予算の抜本的な編制替えを求めるとともに、49項目の復活要望を説明しました。

 要望は▽失業者・求職者にたいする公共職業訓練の拡充▽貸工場の家賃など固定費の負担軽減支援▽特別養護老人ホームの経営支援事業の増額、用地費助成の再開▽介護保険料・利用料の減免▽国民健康保険料を引き下げるため、区市町村・国保組合への補助の拡充▽小中学生の医療費助成の通院200円負担・所得制限の廃止▽35人学級の実施と教職員の増員▽特別支援学校の増設▽私学助成の拡充▽住宅リフォーム助成の実施▽市町村総合交付金の増額▽地上デジタル放送に対応するため低所得者への支援・共聴施設の改修や難視聴地区への財政支援▽救急車と救急隊員を増やす―などです。

 復活財源は200億円です。13日に都予算案が確定します。





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