2010年12月10日(金)「しんぶん赤旗」

女性差別撤廃へ努力を

婦団連が岡崎大臣に要請


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(写真)岡崎トミ子大臣(左から6人目)に要請する婦団連の人たち。右から5人目は高橋ちづ子衆院議員=9日、消費者庁内

 第3次男女共同参画基本計画策定にあたり、9日、日本婦人団体連合会(婦団連)は消費者庁内で岡崎トミ子男女共同参画担当相に、国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)が求めるフォローアップ(追跡調査)項目への対応などを中心に要請しました。

 要請書は、フォローアップ項目にそって、(1)民法改正に向けた具体的な計画を示すこと、法改正の内容とその必要性の周知・広報(2)あらゆる場所での女性の政治的・公的活動への参加を引き上げるための暫定的特別措置の採用―などを求めています。

 要請に先立ち、あいさつした堀江ゆり会長は、CEDAWが日本政府に対し、来年の8月までに報告を求めているフォローアップ項目について「(政府が)どのような報告をするのか、みえてこない」とし、具体的計画の明示など早急な対応を求めました。

 要請に参加した各団体は、「夫婦別姓が『選択的』であると知られていない。夫婦別姓の実現を多くの女性が望んでいる」(新日本婦人の会)など要望が出されました。

 岡崎担当相は、「民法改正の必要性を広く周知徹底したい」としました。要請に日本共産党から高橋ちづ子衆院議員が参加しました。





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