2010年11月9日(火)「しんぶん赤旗」

「予算、長い視点で」

群馬大学長と宮本議員懇談


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(写真)高田学長(正面右)と懇談する、宮本衆院議員(左から2人目)=8日、前橋市

 日本共産党の宮本岳志衆院議員、小菅啓司群馬県委員長、伊藤ゆうじ、酒井ひろあき、関口直久の各県議予定候補らは8日、群馬大学を訪れ、高田邦昭学長に大学の危機打開に向けた党の政策を手渡し懇談しました。

 宮本議員は、大学運営費交付金の削減問題での国会論戦や、各地の大学での懇談の様子を紹介。「ただでさえ財政的に大変な中で、基礎的経費を削って競争的経費に振り向けていくやり方は、特に教員養成系の大学ではとんでもないことになるという声が各地であがっている」とのべました。

 高田学長は、学生の知の基盤をつくり社会に送り出すことが大学の最大の任務であり、国民共通の財産としての存在意義があると強調したうえで、「大学は長いスパンで人づくりをしている。毎年お金がどうなるのかわからないようでは非常にやりにくい。中長期的な視点で予算配分をしてほしいというのが正直な思いだ」とのべました。

 また高田学長は、医学部付属病院の運営の深刻な実態を語り、国の支援を求めました。





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