2010年11月8日(月)「しんぶん赤旗」

きょうの潮流


 地下鉄の駅から会場まで、切れ目なく寄せる人の波。赤旗まつり最終日、党支部が出す読者ニュースの展示に引き込まれました▼山口県宇部市の「きわ読者だより」。岐波支部の人たちが協力し、もちまわりで月1回発行しています。地域の政治ニュースはもちろん、俳句の欄に季節の話題と、もりだくさんです▼「無縁仏、無縁墓、今は無縁社会という」。9月26日付の随想は、多くの老人が行方知れずの現実に憤り、こう結びます。「『このままではいけない』という思いで共産党の『市政県政アンケート』を一軒一軒配るこのごろである」▼徳島八万支部の日曜版ニュース「かわせみ」は、すべて随想風です。書き手は暑さに弱く、8月は家でごろごろし本を読みまくった。しかし、民意切り捨てとなる国会議員の定数削減を支持する声が根強い現状に腹が立つ。「いかに、しんぶん赤旗の読者が少ないかの証明でもあります。読者拡大に頑張りますから、『かわせみ』読者のみなさんもどうか応援してください」▼志位委員長は記念演説で、草の根から政治を動かす党のねうちを語りました。「しんぶん赤旗」を12万の党員・支持者の力で読者に届ける党。「赤旗」は、人間の自由と人権をどこまでもまもり、ゆたかに発展させてゆく党の姿を伝える…▼志位さんの話に、ジャズバイオリンの寺井尚子さんが疾走する情熱で弾き切った曲が重なりました。アルゼンチンの独裁政権に自由を奪われたピアソラ作「リベルタンゴ」、“自由のタンゴ”です。





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