2010年8月27日(金)「しんぶん赤旗」

きょうの潮流


 ショパン生誕200年のことし、彼にちなむ催しは引きもきらないようす。“200年記念”とは銘打っていませんが、ショパン抜きに語れない、とっておきの行事を紹介します▼江崎昌子さん。ショパンの祖国ポーランドのワルシャワ・ショパンアカデミーで学び、世界を舞台に活躍するピアノ奏者です。「練習曲全曲」などショパン作品の録音は、ことごとく評判がいい▼ショパン弾き江崎さんの演奏会が9月10日、東京の八王子市芸術文化会館であります。「高尾山が好き・音楽の夕べ―自然とともに生きるよろこびを」(問い合わせファクス042・669・7387)▼江崎さんは、高尾山に高速道路のトンネルを掘らせない「天狗裁判」の原告の一人です。ポーランド人の夫と結婚して間もないころ、江崎さんは彼を高尾山に連れてゆきました。「えっ! ここも東京?」と、目を丸くして何度も聞く夫。大都会のすぐ近くにこんなすてきな山があるとは…▼いま高尾山と周辺に、トンネル工事で異変が起きています。地下水の水位が下がり続け、山肌が削られ、川の水も枯れて田んぼが干上がる。江崎さんは訴えます。「自然を求めることは人間の本能です。私たちが生きる上でのすべての源は、この『自然』にある」▼ショパンも自然を愛した人です。フランス中部の森と田園の町ノアンによく滞在し、名作を生み出しました。江崎さんは、ショパンの名曲にドビュッシー、ポーランドの作曲家ザレムスキの作品を交え、演奏します。





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