2010年8月23日(月)「しんぶん赤旗」
北陸初 9条の会交流会
金沢市 地域の取り組み活発に
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富山、石川、福井各県の9条の会が日ごろの活動などを交流する「9条の会北陸ブロック交流会」が22日、金沢市で開かれ、会場いっぱいの100人余りが参加しました。9条の会の北陸ブロックでの交流会は初めてです。
午前中の全体会では、小沢隆一・慈恵医科大学教授(憲法学)が「改憲の動向と9条の会の役割」と題して講演。日本国憲法制定と日米安保条約の締結後の改憲の動向について語り、「憲法9条を守ることは日本だけでなく、アジアや世界の人々の暮らしにとっても重要な意味を持ちます。みなさんの運動の力で憲法を生かした政治を実現しましょう」と述べました。
各県の活動報告では、「発足当初は約400人だった賛同人を2倍に増やし、毎年5・11月の県民集会、毎月9日の宣伝行動に取り組んでいる」(石川ネット)、「地域の半分の世帯にニュースを毎月配布し、JR線沿いに看板を設置して宣伝している」(富山・水橋9条の会)、「講演会をはじめ9条コンサートにも取り組み、多くの青年が参加した」(福井の9条の会)など生き生きと活動の様子を語り合いました。
午後は三つの会場に分かれて分散会を開き、各県の参加者が順番に発言し、活発に交流しました。
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