2010年8月22日(日)「しんぶん赤旗」

米軍住宅

反対の座り込み開始

山口・岩国 愛宕山を守る会


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(写真)連帯のあいさつをする大西市議(左端)と「愛宕山を守る会」の岡村氏(同2人目)=21日、山口・岩国市

 山口県岩国市の愛宕山開発跡地に隣接する愛宕山神社前の広場で21日、「開発跡地見守りの集い」と銘打った米軍住宅建設反対の座り込み行動が始まりました。

 「愛宕山を守る会」(岡村寛世話人代表)が呼びかけ、県内をはじめ広島や東京からも60人が炎天下にもかかわらず参加しました。

 民主党政権は「米軍再編見直し」の公約を裏切り、地元住民には何の説明もせず、199億円の愛宕山買い取り予算を計上しました。

 岡村氏は「国、県のやり方は間違っていると、民意を代表して主張していくことが重要だ。長いたたかいになるががんばろう」と訴えました。

 議員有志の会を代表して日本共産党の大西明子市議が「議員有志の会は、米軍再編反対、愛宕山に米軍住宅はいらないという一致点で党派をこえて活動してきました。今後も住民のみなさんといっしょになって反対運動をがんばっていきたい」とあいさつしました。

 地権者の男性(72)は「私たち地権者は、この愛宕山に米軍住宅が建設されると知っていたなら絶対に売らなかった。もし米軍住宅が建設されるのなら、将来にわたって負の遺産を残すことになる。絶対に建設は反対だ」と訴えました。

 「守る会」は、毎月1のつく日に座り込みを実施します。





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