2010年7月11日(日)「しんぶん赤旗」

参院選 各党幹部語録


消費税増税

 菅直人首相「次の総選挙までの間、議論はするが、上げるなんていうことはまったく考えていない。国民から意見を必ず聞いてからでなければ、消費税は一切手をつけない」(9日、青森県八戸市内での街頭演説)

 「私の消費税発言で心配をかけている。一般の人からみると唐突のようだが、そうだとしたら私の説明不足」(7日、鳥取県米子市での街頭演説)

 「自民党が提案されている10%を一つの参考にしたい。そのこと自体は(民主党の)公約と受け止めていただいて結構だ」(6月21日の記者会見)

 樽床伸二・民主党国対委員長「鳩山政権から菅政権に代わって消費税の方針はまったく変わっていない。言い方が違ってしまっただけだ」(8日、さいたま市内での街頭演説)

 谷垣禎一・自民党総裁「この難しい問題に、総理としてきちんと問題提起されたのは率直に評価する」(4日のフジテレビ番組の党首討論)

 山口那津男・公明党代表「消費税を将来、仮にいただくとしても、それは社会保障のためだけにしか使わない。目的税にするべきだ」(6月29日、福岡県久留米市内での街頭演説)

 渡辺喜美・みんなの党代表「消費税を全額地方財源にするといっているのはみんなの党しかない」(7日、東京都内での街頭演説)

 阿部知子・社民党政審会長「(税収不足の財源で)半分は法人税、所得税、証券課税等として、半分くらいは消費税に頼らざるをえない」「(3%ぐらいをあげるのかとの問いに)はい、上げざるをえない」(2日のテレビ朝日番組で)

 下地幹郎・国民新党幹事長「消費税論議を封印しているわけではない。景気対策の成果が十二分に出てから、物事を考えるべきだ」(6日の記者会見)

大企業減税 

 菅首相「国際競争力の関係で課税ベースは広げるが、税率そのものは少し他国とのバランスをとった方がいい」(4日のNHK番組の党首討論)

 谷垣・自民党総裁「企業に頑張ってもらわないといけない。国際競争力を得られるように、法人税もヨーロッパ並みに下げる」(4日、東京都内での街頭演説)

外交・安全保障

 菅首相「(沖縄県名護市辺野古に新基地を押し付ける)日米合意に基づき実現に向けて真剣に取り組んでいきたい」「日米同盟は過去50年間、日本とアジア太平洋の礎として不可欠な役割を果たしてきた」(6月27日の日米首脳会談)

 石破茂・自民党政調会長「沖縄に行って、踏まれてもけられても(基地建設を)お願いしますと言わないといけない」(6月27日のNHK番組の各党討論)

比例定数80削減

 菅首相「枝野幸男幹事長が『参院選が終わったら法案を出したい』と(言っている)。各党も前向きの意見を出しているので実現したい」(1日のテレビ朝日番組)

 枝野・民主党幹事長「参院で過半数をいただければ民主党だけでも議員定数の削減ができる」(6月25日、福井県内で記者団に)

 玄葉光一郎・民主党政調会長「比例(削減)をまず80やるためには、参院選で過半数をとらないとできない。過半数をとれれば秋にもやりたい」(1日、埼玉県内の街頭演説)





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