2010年7月4日(日)「しんぶん赤旗」

司法修習生がパレード

弁護士らと給費制維持求める


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(写真)給費制の存続を求めパレードする弁護士、司法修習生ら=3日、仙台市青葉区

 司法修習生の給費制維持を求める集会が3日、仙台市青葉区の東北学院大で開かれ、司法修習生や弁護士ら約200人が参加しました。仙台弁護士会、市民のための法律家を育てる会、日本弁護士連合会、東北弁護士会連合会が開きました。

 司法修習生の給与は11月、返済が必要な貸与制に移行する予定。報告に立った弁護士らは「お金がないと法律家になれない」「返済のため、もうかる事件しか引き受けなくなる」と指摘しました。

 鼎談(ていだん)では宇都宮健児日弁連会長が「家が経済的に厳しく、大学を中退し給与をもらえる司法修習に入った」と自身の体験を紹介。その上で「志があっても経済的理由で断念することがあっては、司法制度がゆがむ」と危機感を表明しました。

 集会に先立ち、繁華街をパレード。司法修習生の男性(30)は「給費制の廃止は、国が法律家はいらないといっているようなもの。法律家だけじゃなく市民の問題」と話しました。

 日弁連のアンケートによると、修習生の約半数が奨学金などを利用し、平均300万円の債務があります。制度移行でさらに借金が多くなることになります。





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