2010年5月23日(日)「しんぶん赤旗」

きょうの潮流


 歌手の普天間かおりさんが先日、東京の公演で語ったそうです。普天間基地をめぐる話を毎日気にしている、と▼新聞に「普天間迷走」と書かれると、「なんだか、自分のことをいわれているみたい」。沖縄生まれで「音楽・九条の会」呼びかけ人の、普天間さん。3年前の本紙で、「普天間」の名も大切にしたい、とのべていました▼「普天」は、「大地をあまねくおおっている広大な天」をさすそうです。もちろん、迷走するのは「普天間」ではなく鳩山政権です。最近は迷走の行き場も失い、立ち往生。名護市の辺野古沖を埋め立て「移設」する、自公政権の負の遺産をひきつごうとします▼1カ月前、埋め立ては「自然に対する冒とく」「あってはならない」と断じたばかり。昨年、総選挙前に「最低でも県外」といった時はこうも約束しました。「米政権と徹底的に議論する」「徹底的に県民の思いを大事にしたい」▼アメリカを訪れた日本共産党の志位委員長は「徹底的に」、米政権と議論を始め、県民の思いを伝えました。鳩山首相は逆です。次々できた新党やらは、面倒にかかわりたくないのか、「普天間」を語りません。国の一大事なのに▼普天間かおりさんの新曲は、つまずきつつ生きる人々を励ますような「必要なんだよ」です。ブログで詞を公開しています。「あなたが必要なんだよ/あなただけにできることがある」。詞の文句を借りるなら、誰が人々に必要な「あなた」なのか。問われる参院選は、1カ月後に迫ります。





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