2010年4月20日(火)「しんぶん赤旗」

「命(ぬち)どぅ宝」(命こそ宝)、基地のない沖縄を希求

スローガンと決議文案決める

県民大会実行委


 米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)の早期閉鎖・返還と県内「移設」反対を日米両政府に突きつける県民大会(25日、読谷村運動広場)の実行委員会幹事会が19日、県庁内で行われ、大会のスローガンや決議文案を決めました。日本共産党からは嘉陽宗儀県議団長が出席しました。

 決議文案では「私たち沖縄県民は去る大戦の悲惨な教訓から戦後一貫して『命(ぬち)どぅ宝』(命こそ宝)、基地のない平和で安全な沖縄を希求してきました」として、普天間基地の早期閉鎖・返還、県内移設断念を求めています。

 大会スローガンは、日米地位協定の抜本的改定や、普天間基地の返還後の跡地利用促進のための環境浄化、経済対策、地権者補償、基地従業員の雇用確保を国の責任で行うことを求めています。

 大会翌日の26日から要請団が上京し、決議文を持って政府・国会に要請。連帯集会や議員会館前の座り込み行動が予定され、日本共産党県議団も参加します。

 幹事会ではまた、大会に参加できない県民が連帯・意思表示する方法について検討。「日米両政府にイエローカード(警告)を示す」として、大会当日に黄色のリボンやハンカチなどの布を身につけたり、自宅につるしたりすることを呼びかけることを決めました。

 実行委員会共同代表として、労働界から連合沖縄の仲村信正会長が就任したことが発表され、共同代表は4人となりました。





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