2010年3月29日(月)「しんぶん赤旗」

要求を前進させよう

大門議員ら激励 札幌で道民集会


 「いま声をあげてたたかえば、要求を前進させられる。政治を前へ、社会を前へ、大きく前進させましょう」―。雪の舞う札幌市の大通公園で28日、「変化をチャンスに! 立ち上がろう、雇用・くらし・平和のために! 3・28道民集会」が開かれ、全道から6千人が集まりました。

 主催者を代表してあいさつした名知隆之・北海道春闘共闘代表幹事は、生活保護世帯の母子加算復活やNTT契約社員のたたかい、国鉄闘争で解決の道を開いてきた道民の運動に触れ、「たたかいなくして要求も政治も前進しません。今こそ私たちのたたかいで事態を切り開こうではありませんか」と呼びかけました。

 沖縄・名護市から海上ヘリ基地建設反対協議会の大西照雄代表委員が連帯のあいさつ。

 普天間基地撤去をめぐり、県内移設と県外への基地分散化をもくろむ鳩山政権に対し、「自公政権以上に対米追随を強めている。日米同盟にかかわって、思考能力が停止したのではありませんか」と痛烈に批判しました。

 前集会であいさつした宇都宮健児次期日弁連代表がメッセージを寄せ、日本共産党から大門みきし参院議員、はたやま和也参院選挙区予定候補らが参加。社民党、新党大地も登壇しました。

 通信労組に加入したばかりという女性(36)は「職場での問題を通信労組に相談して解決できた。NTTの非正規労働者は一人ひとりが孤立させられている。みんなで力を合わせ、元気を出そうという思いで参加した」と話していました。

 「集会宣言」を採択した参加者は、会場から中島公園までデモ行進しました。





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