2010年3月4日(木)「しんぶん赤旗」

公共工事 地元業者に

香川建設業協会と党県委懇談


 日本共産党香川県委員会は3日、香川県建設業協会と懇談しました。土岐一郎書記長と藤田ひとし参院香川選挙区予定候補が同協会を訪ね、森田紘一会長、佐藤准一専務理事が応対しました。

 労働者、中小企業に関する志位和夫委員長の質問パンフや「しんぶん赤旗」を渡し、「どこの業界も大変になっており要望、意見を聞かせてほしい」とのべました。

 森田会長は、需要が激減している状況を説明、「前原誠司国交大臣は建設業者数を半減させるというが、地方の中小零細業者をつぶすことです。スーパーゼネコンや準大手はこれまで1社も減っていない」と話しました。

 また地方自治体発注の公共事業は地元に任すべきであると強調しました。

 藤田氏は、日本共産党は防潮堤整備や生活道路で地元の業者に発注するよう議会で要望し実現してきたことを伝え、「『公共事業は地元業者で』と主張し続けている」と語りました。森田会長は「いまは中小企業に技術力もあり、地元業者でできる仕事が多い。雇用の面からも大切だ」と答えました。



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