2010年2月19日(金)「しんぶん赤旗」

アホウドリ繁殖地に土砂流入

ヒナ約10羽被害受ける

鳥島


写真

(写真)体の一部が土砂に埋まったアホウドリのヒナ(山階鳥類研究所提供)

 山階鳥類研究所は18日、国の特別天然記念物アホウドリの繁殖地の伊豆諸島鳥島で、ヒナ約10羽が繁殖コロニーへの土砂流入の被害にあったと発表しました。島に滞在する職員が13日、体の一部が土砂に埋まっていた2羽を救出し、2羽の死亡を確認しました。

 土砂流入は、12〜13日の大雨によるものと思われます。土砂流入が発生した燕崎(つばめざき)の繁殖コロニーは、島内で最大規模。昨年2月の環境省調査では、燕崎で268羽のヒナが確認されています。

 職員は、さらに土砂が流入するのを防ぐために、溝を掘る緊急措置を実施。繁殖期が終わる6月ごろからは、環境省が対策を実施する予定だといいます。

図

 燕崎は傾斜が急で、堆積(たいせき)した火山性の土砂が常に流入しているため、同研究所などが以前から、比較的安全な場所に新コロニーを形成する事業を行ってきました。また、小笠原群島の聟島(むこじま)への移住作戦も実施しています。



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