2010年2月7日(日)「しんぶん赤旗」

日本 南極 ライブで授業

「息、白くならないよ」

クイズ交え観測隊同行2教諭


 「南極は空気がきれいなので、息が白くならないんですよ」。第51次南極観測隊に同行している小学校と高校の2教諭が6日、昭和基地と日本とを結ぶテレビ会議システムを利用した「南極授業」をおこないました。東京と大阪の2会場に集まった小学生や保護者ら計約480人が、自然環境や隊員の活動の様子に聞き入りました。

 南極授業は、国立極地研究所の「教員南極派遣プログラム」の一環で、今回が初めて。

 県立奈良高校の森田好博教諭(49)は、南極の自然環境や生き物のことを紹介。基地近くで観察したアデリーペンギンのふんがピンク色をしていることや巣が小石でできていることなど、クイズを交えて説明しました。

 千葉県習志野市立大久保小学校の長井秀子教諭(48)は、太陽が沈まない白夜の体験、薄いピンク色に染まった氷山などについて話しました。また、隊員の生活や観測の様子を紹介。地元の小学校と比べて南極の空気がきれいなことを示す実験結果を報告するとともに、ゴミの分別など南極の環境を守る取り組みにふれて、「私も地球を大切にしなければいけないと強く感じた」と述べました。

 会場の子どもたちは「太陽が昇らない日もあるの?」「夏はオーロラが見えないの?」などと熱心に質問していました。

 両教諭は昨年11月に日本を出発し、12月に南極に到着。今月中旬まで滞在し、3月19日に帰国予定です。


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