2010年1月19日(火)「しんぶん赤旗」

改憲発議させるな

神奈川四つの「9条の会」 志位委員長に要請


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(写真)横須賀市民9条の会の人たちに、国会情勢報告をかねてあいさつする志位和夫委員長(右端)=18日、衆院第1議員会

 神奈川県横須賀市、海老名市の四つの九条の会は18日、国会議員が改憲発議しないように直接声を届けようと国会行動し、日本共産党の志位和夫委員長らに要請しました。

 要請したのは横須賀市民九条の会、横須賀高齢者九条の会、横須賀・三浦キリスト者9条の会、えびな・九条の会の人たち。大型バスを借り切り、子ども連れの主婦ら約50人が参加しました。

 あいさつした志位氏は、憲法9条にかかわる重大な問題として、民主党が国会法「改正」で内閣法制局長官の答弁禁止をすすめようとしていることを紹介。法制局がこれまで9条のもとでは海外での武力行使、武力行使と一体の行為、集団的自衛権の行使は許されないとしてきたことを示し「これを無視すれば歯止めない解釈改憲がされ、海外で戦争する国に向かって一歩進んでしまう。9条の精神を損なう逆行には断固反対します」と語りました。

 横須賀市民九条の会の岸牧子さんは「戦争中に反対した政党が日本にあることは誇りです。米軍基地、原子力空母がある街から9条を守ろうと頑張っているのでよろしくお願いします」と訴えました。

 四つの会は同日、民主、自民、公明、社民、みんなの議員を訪問し要請。計4200人分の署名を国会に届けました。



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