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2010年1月11日(月)「しんぶん赤旗」

西日本で部分日食

15日は夕日が欠けて沈みます


 15日夕方、西日本で部分日食が見られます。日食が起きるのがちょうど日没の時刻と重なるため、空が晴れれば太陽が欠けたまま沈む珍しい現象です。

 国立天文台によると、西の地点ほど好条件で観察できます。那覇では日没の約1時間前から日食が始まり、62%ほど欠けた太陽が沈んでいくのが見られます。大阪では約25%、名古屋では約16%が欠けた状態で沈み始めます。横浜では、日食と日没がほぼ同時に始まります。日没時刻が早い東日本では観察できません。

 国立天文台暦計算室は、各地点での欠け方や時刻などを調べられる「日食予報」を、インターネット上で公開しています。欠けているとはいえ太陽を直視するのは危険なため、観察するときには日食メガネや投影板などを使うよう呼びかけています。

 日食は、地球から見て太陽の手前を月が横切るために、太陽の一部または全部が隠れる現象。今回、アフリカからインド洋、中国にかけての一部の地域では、太陽がリング状に見える「金環日食」が起こります。


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