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2009年12月29日(火)「しんぶん赤旗」

「国会改革」法案を了承

与党3党 通常国会に提出へ


 民主、社民、国民新の与党3党は28日、国会内で幹事長・国対委員長会談を開き、民主党が提示した官僚答弁の禁止を柱とした「国会改革」関連法案の骨子を了承しました。3党は同法案を通常国会に提出、成立させる方針で、年明けに法案要綱を野党各党にも提示しようとしています。

 民主党の小沢一郎幹事長は席上、同法案の扱いについて「丁寧に(各党間調整を)やりながら、強い意志で通していきたい」と述べ、早期成立を目指す考えを強調しました。

 法案骨子は、政府参考人制度を廃止して官僚答弁を禁止するほか、内閣法制局長官を「政府特別補佐人」から除外するのが主な内容。また、各委員会で官僚から意見を聞く必要がある場合には、法案審議と別に「意見聴取会」を開くことを衆参両院の規則に規定するとしています。

 委員会の質問通告に関する各党申し合わせ事項について、「例外なく質問の前日の正午まで」と改めています。

 一方、3党は「国会改革」関連法案作成や運用に際し、「少数政党・会派、無所属議員への特段の配慮を行う」ことも確認しました。



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