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2009年12月24日(木)「しんぶん赤旗」

名護市長選勝利へ決意

市民投票13周年の集い


 米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)の「移設」として沖縄・名護市に新基地をつくることに「ノー」の意思を示した名護市民投票の「13周年の集い」(ヘリ基地反対協議会主催)が23日夜、市内で開かれ、参加者は1月の市長選で「絶対に勝利し、(新基地建設反対)の声を鳩山政権に届けよう」という決意を固めました。

 ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は、「何がなんでも市長選で(新基地建設に反対する稲嶺ススム予定候補)の勝利をかちとろう。鳩山政権が普天間基地『移設』関連予算を計上することや、同市辺野古への新基地建設のための環境アセスの手続きを継続することは評価できない。普天間基地は閉鎖・訓練中止という民意をもっと大きくしよう」と訴えました。

 集いでは、「ジュゴン訴訟」の原告らが米政府の独立機関である米国海洋哺乳(ほにゅう)類委員会(MMC)の年次大会に参加・報告したことを紹介。「もっともっと世界に伝え、辺野古に基地をつくらせないようにしよう」と述べました。

 ヘリ基地反対協の大西照雄共同代表は「私たちの主張は米側でも受け入れられてきている。より国際的連帯が必要だ」と述べ、「同時に、市長選勝利に向けて、これから私たちがどういうたたかいをするかが問われている」と強調しました。



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