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2009年12月10日(木)「しんぶん赤旗」

医療格差なくそう

小池政策委員長と田村氏 すみだ医師会と懇談


 日本共産党の小池晃政策委員長は田村智子参院比例予定候補とともに8日、東京都墨田区のすみだ医師会(鈴木洋会長)を訪問し、役員と懇談しました。


 鈴木会長は「党派に関係なく現場の声を聞いてほしかったが、これまで機会がなかった」と懇談を歓迎し、小池氏は「建設的野党としてみなさんの声を政治に伝える役割を果たすのでぜひお聞かせいただきたい」とあいさつしました。

 鈴木会長は「お金や住む地域によって健康に差が出ることをなくしてほしい。共産党もその立場でがんばっておられると思う」と強調しました。

 小池氏が「公的病院を採算主義でしめつけることは日本の医療にとってマイナス。救急や小児科などで役割を果たすべきだ」と語ると、鈴木会長は「その通りだ。それなら税金で赤字補填(ほてん)しても納得できる」と共感を示しました。

 事業仕分けで開業医の診療報酬が高いとされ見直しの方向が出されたことについて、役員から「あれはひどい。実態を反映していない」(整形外科医)、「開業医は税金の支払いや設備投資が必要なのに、それを見ていない」(耳鼻科医)と声が上がりました。小池氏は「日本の医療を育てる視点で診療報酬の抜本的な底上げが必要だ」と語りました。

 懇談には党墨田区議団が参加しました。



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