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2009年12月6日(日)「しんぶん赤旗」

名護市長選勝利へ全力

志位委員長が稲嶺氏と懇談


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(写真)稲嶺ススム名護市長候補(左)と激励の握手をする志位和夫委員長(右から2人目)。右は赤嶺政賢衆院議員=5日、沖縄県名護市

 日本共産党の志位和夫委員長は5日、来年の沖縄県名護市長選(1月24日投開票)に同市辺野古への米軍新基地建設反対を公約にした統一候補として出馬する稲嶺ススム氏(64)の事務所を訪問し懇談しました。同市長選挙勝利のために党をあげての支援を約束、陣営の結束を固めあいました。

 「必ず勝ちましょう」「遠いところまでありがとうございます」―。事務所に入った志位氏と、迎えた稲嶺氏は、初めにがっちりと握手。稲嶺ススム後援会の渡具知武明会長をはじめ、大勢の支持者らを前に志位氏は、「今回、気持ちの良い統一ができて大変喜んでいます」と語ると、稲嶺氏は「(統一は)市民も大変喜んでいます」と応えました。

 志位氏は、辺野古への新基地建設問題が政局がらみに動き、鳩山内閣が建設計画を白紙にしていないことに触れながら、「今度の市長選勝利で新基地をつくらせないときちっと決着をつけましょう」と話すと、稲嶺氏も「それが名護市民、県民の思いなのだと、勝利をかちとりたい」と応えました。

 懇談のなかで、志位氏が「沖縄の米軍基地は本土の基地と違い、銃剣とブルドーザーで住民を追い出し土地を強奪してつくられたもの。沖縄の基地問題は日本の問題です。政府は普天間基地の無条件撤去という原点に立ってアメリカと交渉すべきです」と強調。居合わせた支持者から、大きな拍手が起きました。

 稲嶺氏は、「せまい沖縄に基地が押し込められていることにはこれ以上我慢できません。市長選挙を勝ち取り、市民、県民の思いを伝えないといけない。応援をよろしくお願いします」と述べました。志位氏は「大激戦の選挙になるでしょう。勝ち抜くため団結してがんばりたい」とがっちり握手しました。



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