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2009年11月16日(月)「しんぶん赤旗」

政治・生活に女性の声を

新婦人全国大会が閉会


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(写真)核兵器なくせの願いをこめて親子の手形でつくられたタペストリー=15日、千葉市

 14日から千葉市内で開かれていた新日本婦人の会(新婦人)第24回全国大会が15日、創立50年(2012年)をめざして「草の根の新婦人いま飛躍を」との議案を採択し、中央役員を選出して閉会しました。

 代議員949人が参加。各地から国際署名「核兵器のない世界を」の200万目標達成めざすとりくみが報告されました。

 栃木・今市支部は、市役所に署名への協力を依頼し621筆寄せられ、静岡・沼津支部では、公共施設での署名行動を実現し、市長自身も署名。

 「シニア会員と私たち若い会員が一緒になり、要求実現の活動にとりくみたい」と発言したのは千葉・市川支部の小学生の母親の会員。同支部では、赤ちゃん親子リズム小組で年配会員の被爆体験をきいたことをきっかけに、予防接種会場前での署名行動や親子の手形を押した平和のタペストリーづくりのとりくみがすすみました。

 帽子やマフラー、Tシャツなど手作り9条グッズ姿で登壇したのは兵庫・垂水支部の子育て世代の会員たち。9条ファッションで平和のとりくみ、仲間づくりをすすめていることを発言しました。

 絵手紙小組の作品を村の文化祭に出展したことをきっかけに班の会員を2・3倍化し、支部を結成した高知・日高支部。介護職員が悩みを話せストレスを発散できる場を、と職場班を結成した福岡・福岡東支部。女性のよりどころとなる草の根の組織づくりの報告が相次ぎました。

 国際婦人年連絡会の平松昌子世話人が来賓あいさつしました。

 二つの特別決議「普天間基地のすみやかな閉鎖と返還、辺野古沖への新基地建設断念を強く求めます」「公的保育制度改悪、最低基準緩和をゆるさず、待機児童の解消、保育の充実を求めます」が採択されました。

 新役員は以下の通り。(新以外は再任、敬称略)

 会長 高田公子▽副会長 笠井貴美代、小松久子、高橋和枝、玉田恵、加藤洋子(新)▽事務局長 米山淳子▽事務局次長 高杉しゅん(新)


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