2009年11月15日(日)「しんぶん赤旗」
女性の支え 草の根で
新婦人が全国大会
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新日本婦人の会(新婦人)は14日、千葉市内で第24回全国大会を開き、自公政権を退場させた新しい情勢の下、要求実現の運動と女性のよりどころとなる草の根の組織を発展させようと討論しました。15日までの日程です。
あいさつした高田公子会長は、女性の要求実現のチャンスを迎えたとのべ、24回大会を先輩から受け継いだ新婦人を次世代へとつなぐ新たな跳躍台にしようとよびかけました。
米山淳子事務局長が大会議案を提案し、代議員が発言しました。「女性が変化している」と確信にあふれた笑顔で発言したのは秋田県の代議員です。「小組合同体験会をひらいたら、会場に人があふれてびっくり。会員外の人を前に、小組の楽しさや新婦人の運動、魅力を語ると、『楽しいことだけでなく社会的なこともやっている』と16人が入会。世界の動きをみんなみています」とのべました。
富山・高岡支部の代議員も「新婦人の五つの目的(憲法改悪に反対や子どものしあわせのために力をあわすなど)に共感が広がっている」と発言しました。
各地で若い世代の要求をとりあげ、実現してきた草の根の活動も紹介されました。
群馬県の代議員は、入院・通院ともに中学卒業までの子どもの医療費無料化を実現したとりくみを発言しました。
千葉や愛知、三重など各地から、若い世代が支部委員会で活躍し、先輩会員と一緒に子育て世代の願い実現にむけて力をあわせているとりくみが報告されました。