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2009年11月4日(水)「しんぶん赤旗」

肝炎基本法 早く

患者ら 今国会成立求める


 肝臓病患者・感染者を支援する肝炎対策基本法案について、今国会に議員立法で提出する動きが出てきたことに対し、患者・感染者から早期成立を求める声が上がっています。

 「法案が国会に提出されて成立するまでは安心できません」と話すのは、連日、国会議員らへの要請行動に取り組んでいる薬害肝炎全国原告団の山口美智子代表。「臨時国会が始まった当初は、先送りされる可能性が大きかった。超党派の国会議員のみなさんが頑張っていただいて、少し明るい方向へ動き始めました。最後まで成立を見届けます」と言います。

 全国B型肝炎訴訟東京原告の櫻井則子さん(35)も「やっと一歩進んだと思います」と語り、「立法化は肝炎患者・感染者の将来が安心して暮らせる社会になるのかがかかっています。世論と患者団体などのキャンペーンが力になったと思います。国は、迅速にすすめるべきです」と話します。



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