2009年10月10日(土)「しんぶん赤旗」
聞くぞ5万人の声 民青同盟アンケート開始
日本民主青年同盟(民青同盟)中央委員会と同東京都委員会は9日、東京・JR渋谷駅前で、「若者仕事・実態アンケート」にとりくみました。来年5月16日に開催される「全国青年大集会2010」(仮称)にむけて、「5万人の青年の声を国会へ!全国青年実態黒書」をつくるスタートとなる宣伝です。
田中悠委員長がマイクをにぎり、「人間らしいまともな働き方をしたい、きちんとした賃金を、という青年の声を政治に届け、解決を求めていこう」と訴え、「悩みや不安、不満を聞かせてほしい」とよびかけました。
アンケートに答えた札幌市に住むという24歳の女性(学生)は、「雇用の拡大をしてほしい。政府の子ども手当もいいけれど、雇用がなければ生活できない」と不安を口にしました。長野県の牧場でアルバイトをしているという22歳の男性は、「みんなが求めているのは安心だと思う。安定した雇用や適切な労働時間、生活できる賃金とか。このとりくみで何か変わればおもしろいですね」と期待を寄せました。