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2009年10月4日(日)「しんぶん赤旗」

五輪基金は暮らしに

共産党都議団 吉田幹事長が談話


 日本共産党東京都議団の吉田信夫幹事長は3日、国際オリンピック委員会(IOC)総会が2016年夏季五輪開催都市を決定したことについて次の談話を発表しました。


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 IOC総会で、2016年オリンピック開催都市はリオデジャネイロに決まり、東京は落選しました。

 わが党は、スポーツの祭典であるオリンピックには反対ではありませんが、都民の暮らしがこんなに困難なときに、莫大(ばくだい)な財政負担をともなう今回のオリンピック招致はおこなうべきではないという立場をとってきました。

 わが党は、今回の招致にかかわるさまざまな問題について全面的にただしていきますが、何よりも東京都がこれを機に、4000億円のオリンピック基金をはじめとする財政力を、大型開発中心ではなく、都民の暮らしや福祉、教育、中小企業対策を中心に使うことによって、本来の自治体としての立場を取り戻すことを強くもとめます。



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