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2009年9月1日(火)「しんぶん赤旗」

新基地容認派ゼロ

沖縄の衆院議員


 30日投開票された衆院選で、沖縄では新基地建設の白紙撤回をかかげた日本共産党の赤嶺政賢衆院比例九州・沖縄ブロック候補が4選を果たし、4小選挙区では「県外移設」を主張する民主党など野党候補が全議席を占めました。一方、新基地建設推進の自民党(公明推薦)候補が議席を失い、自公勢力にとっては「壊滅的な打撃」(31日付沖縄タイムス)となりました。

 県内の選挙結果について、地元紙は「(当選者は)米軍普天間飛行場の移設問題で『県外・国外移設』をかかげており、自公政権が進めてきた名護市辺野古への移設計画に大きな影響が出るのは必至だ」(同)と指摘しました。

 「基地はいらないという県民世論の勝利」と話すのは、名護市辺野古で座り込みなど反対運動に取り組むヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員。新政権に対し「辺野古での新基地建設断念を求める要請活動をしたい。その回答が出るまで、ここでの座り込みなどこれまでの反対運動をさらに強めたい」と決意を込めました。



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