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2009年8月2日(日)「しんぶん赤旗」

天下り禁止“共産案が一番”

TBS系テレビ 小池氏主張に共感


 日本共産党の小池晃政策委員長は1日、TBS系番組「サタデーずばッと」に出演し、総選挙に向けた公約などについて各党出席者と討論しました。官僚の天下り根絶策についてはコメンテーターから「共産党の案が一番いい。法律をつくらなければ徹底しない」(毎日新聞編集局顧問の岩見隆夫氏)との発言が出る場面もありました。

 天下り問題では、司会のみのもんた氏が「各党ともマニフェストで天下り根絶・禁止と書いてあるが、具体的に何から手をつけるのか」と提起。自民党の山本一太参院議員は、「(天下りをあっせんする)官民人材交流センターは、(官僚が)定年まで勤務可能な仕組みをつくったら廃止する」と発言。「遅々として進んでいない印象だ」(みの氏)と評されました。

 これに対し、小池氏は、「天下りを根絶するには、法律で禁止すればいい。自民党は、官僚が定年まで働ける条件をまずつくるというが、結局先送りにしかならない。まず禁止すれば誰だって定年まで働かざるをえなくなる」と主張しました。

 公明党の高木陽介前衆院議員も「法律をつくりましょう」などといわざるをえなくなりました。

 また、7月31日に発表された自民党のマニフェストについて、みの氏が「一人だけ(表紙に党首の)顔がない」と述べると、小池氏は「“オウンゴール”を心配しなければいけない状態なのでは」と指摘。「後期高齢者医療制度や障害者自立支援法を見直すなどとしているが、ぜんぶ自公政権がやってきたことではないか。他人事のようにいうのは本当に無責任だ。自分たちの間違いへの反省が一切ない」「財源で書いてあるのは、ただ一つ、消費税の増税でぜんぶ庶民に押しつけるという話だ」と批判しました。

 みの氏が「国の基本が憲法。憲法をどう位置づけているのか」と話題をふると、与党側は「自民党は憲法改正が党是。憲法9条を改正して自衛隊を国防組織として位置づける」(自民・山本氏)、「9条1、2項は堅持するが、自衛隊が海外で活動をする『国際貢献』は位置づける」(公明・高木氏)と9条改悪の立場を鮮明にしました。

 小池氏は、「憲法9条は、絶対変えてはいけない」と強調。「戦争をしないと誓ったのは戦後の日本政治の原点だし、アメリカのオバマ大統領も核兵器廃絶をいい出している。日本はむしろ積極的に9条外交をやるべきだ」と主張しました。さらに自民党マニフェストには「核兵器廃絶のカの字もない。しかも4年間の任期中の課題として改憲を掲げている」と批判しました。

 また討論では、民主党の小沢一郎前代表が「憲法違反だ」と主張していたインド洋への自衛隊派兵問題で、岩見氏が「民主党は、いまは憲法違反だと思っていないのか」と質問。民主党の福山哲郎参院議員が「基本的にわれわれは日米関係を重要視していますから…」と答えに窮する場面も。小池氏は、「『憲法違反だ』と言った以上、すぐに撤退させるべきだ」と話しました。みの氏は、「9条という大争点が今回出てくるのではないか」と述べました。



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