2009年6月2日(火)「しんぶん赤旗」

中小企業へ支援強化を

佐々木・吉井議員 中同協と懇談


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(写真)中同協の国吉専務幹事(左から2人目)らと懇談する右から吉井、佐々木両衆院議員=1日、国会内

 日本共産党の佐々木憲昭、吉井英勝両衆院議員は1日、国会内で、中小企業家同友会全国協議会(中同協、鋤柄修会長)から「2010年度国の政策に対する中小企業家の重点要望・提言」について説明をうけ、懇談しました。中同協側から、非常時の金融環境に対応するセーフティーネットの金融機能の拡充や仕事づくりへの支援の抜本的強化についての要望が示されました。

 懇談には、中同協から国吉昌晴専務幹事、松井清充事務局長、大橋正義政策委員長、瓜田靖政策局長が参加。大橋氏は「国の経済対策の対象の大半は大企業だ。仕事を増やす手だてを考えねば、中長期的には中堅・中小企業は総崩れになる」と指摘しました。

 佐々木氏は、政策金融機関が“中小企業の駆け込み寺”としての本来の役割を果たすよう国会で追及してきたことを紹介。「政策が中小企業のためになるよう全力をつくす」と述べました。

 吉井氏は、「基盤的技術の集積地を守らなければならない。現場の声を聞き実態を把握するよう政府にさらに求めたい」と語りました。

 中同協側からは、「『緊急保証制度』の全業種への適用を強く打ち出してほしい」「新しい産業をおこす戦略を大胆に打ち出してほしい」などの意見が出されました。



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